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カラダ通信
2023.04.23

整体だけで姿勢が改善しない理由とは?

整体だけで姿勢が改善しない理由は?

 

  1. ストレッチだけで姿勢は変わるか?
  2. 姿勢不良と過用症候群
  3. 姿勢やボディラインの関係
  4. では姿勢改善するにはどうすれば?

 

カラダが硬い、コリがひどいから整体に行く

という方は世の中にたくさんいらっしゃいます。

 

また、姿勢が悪い、猫背や骨盤の歪みなども

整体でマッサージやストレッチだけで直して

もらっています、、、

と、新規のお客様からよく伺います。

 

しかし、整体やストレッチだけで姿勢は

本当に修正できているのでしょうか?

 

筋肉のバランスからそれらを確認

してみましょう。

 

01.ストレッチだけで姿勢は変わるか?

姿勢に悪影響を与える

筋肉のバランス崩れ(インバランス)を

改善するのに巷ではストレッチが

推奨されていますが、、

 

短縮している筋肉や硬い筋肉の

柔軟性を高めるだけでは、

伸張・延長している

拮抗筋(反対側の筋肉)は

正しい長さに戻る

ことはありません。

 

 

もちろん、可動性の改善や

筋疲労を取り除く為に、

セラピストにストレッチをして

もらう、自分でストレッチをする

ことも必要なことがあります。

 

しかし、それだけでは姿勢は改善しません。

 

 

 

02.姿勢不良と過用症候群

 

姿勢不良をもたらす理由として、

考えなければならないのは、

過用症候群です。

 

過用症候群とは

 

 

無意識のうちに身についている、

動かしやすい運動方向などや

繰り返しの反復運動などで

同じ筋肉や関節に

負荷がかかっている状態

をいいます。

 

この状態に陥ることで、

様々な筋肉や関節などの

運動器の疾患につながる

ことが予想できると思います。

 

 

03.姿勢やボディラインとの関係

 

これらの偏った筋肉の使い方、

誤った運動パターンが日々

常態化することは

筋肉のバランス不良(インバランス)

を招き、姿勢不良につながり

日々のトレーニングの質の低下に

拍車をかけることとなります。

 

誤った運動パターンでは、

エクササイズの効果を得られる可能性が低下し

姿勢やボディバンスに大きく

影響します。

お尻のたるみを改善したいはずなのに、

なぜか太ももが太くなり

肝心のお尻がたれたままの

状態になりえます。

 

 

 

04.では姿勢を改善するにはどうすれば?

 

様々な筋肉のリラクゼーション、

眼球運動や三半規管などへの刺激を通して

カラダ全体の緊張をとりつつ

 

ストレッチなどで新たに獲得した

関節可動範囲にて

拮抗筋の

(ストレッチを施した側の筋の反対側の筋)

筋収縮の感覚によって得つつ

運動パターンを再学習する

必要があります。

 

要するに、

硬くなっている筋へ

ストレッチやリラクゼーションを通して

可動性を改善しつつ、

硬い筋肉の反対側の

弱い・使えていない筋肉

を自分で活性化させ

使っている感覚=筋収縮感覚

を動作や姿勢の中で得ることが

大切になってきます。

 

まずは、

 

弱っている・使えていない拮抗筋

 

を単関節エクササイズで刺激を

しても良いです。

徐々に多関節エクササイズや

様々姿勢や動作でその筋肉を

働かせていくことで、

筋肉や脳・神経レベルで

無意識に

姿勢が改善していく形になります。

 

・ご自身の姿勢がわからない

・整体で姿勢が改善しない

・姿勢が悪いが治し方がわからない

・お尻やお腹に力が入らない

 

方々など

まずは、私たちのカラダの

チェックを受けていただくことを

オススメ致します。

 

良い姿勢だけを練習だけしても

カラダに余分な緊張を招く事に

なりコリや痛みにつながる

ことも考えられます。

 

姿勢のメカニズムを

しっかり考えた上で

間違いない選択で

改善に結びつけてください

 

キレイなボディライン手に入れるために

正常な筋バランスへ正し、

パーソナルトレーニングやピラティスの

効果を確実にあげていきましょう!