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アンバーマニアックス
2023.03.26

ビタミンAと花粉症

スギ花粉のシーズンが真っ只中。

今年は例年の花粉の飛散量が十倍とも

 

花粉症持ちの方にとっては

「一年間の成績発表」のようなタイミングです。

 

栄養不足によって鼻や眼の粘膜が脆くなっている

とそこから花粉が体内へ侵入しやすくなり、

アレルギー症状が起こります。

 

また白血球の過剰反応によるアレルギー症状を

抑えるのにも適切な栄養素が必要です。

 

粘膜を丈夫に保つ栄養素がちゃんと摂れていたかを

判断できる時期とも言えます。

 

復習になりますが、

粘膜を丈夫に保つ栄養素を羅列していきます。

 

ビタミンA、ビタミンD、亜鉛、

マグネシウム、水溶性食物繊維

 

 

この辺りが特に鍵になる栄養素です。

 

以前のアンバーコラムでは

上記をバランス良く摂ることをお伝えし、

ビタミンDにフォーカスしました。

 

 

そこで今年はビタミンAについてです。

 

 

その役割は視覚・免疫・粘膜と言われており、

粘膜を丈夫にするために欠かせない栄養素です。

 

花粉症が年々増加する原因の一端には

現代人のビタミンA不足が関与していると睨んでいます。

 

なぜならビタミンAは世界三大微量栄養素欠乏

と言われるように、

全世界で摂取不足が起こっている栄養素なのです。

 

 最初は使うオイルを変え、

翌年には食物繊維・ビタミンDを摂るようになり、

その次にビタミンA(βカロテン)を摂るようになりました。

 

 

オイルを変えたことで花粉症の症状が60%くらいまでに

減った感覚があり、食物繊維やビタミンDに辿り着きます。

 

食物繊維とビタミンDを摂るようになり、

症状は1020%程まで減りましたが、あともう一押しができない。

 

 

そこを押し切ってくれたのがビタミンAでした。

 

 

栄養学の世界ではビタミンB群・ビタミンC・ビタミンD

積極的に推奨されるのですが、

あまりビタミンAについては触れられない傾向があります。

 

 

しかし粘膜・免疫を適正化するポイントはここにありました。

 

 

その後、更にビタミンAについて調べる中でファンになってしまったのです。

 

 

ただ栄養素には過剰摂取によりデメリットがあることを忘れてはいけません。

 

ビタミンAは特に過剰に気をつけるべき栄養素なのです。

 

 

栄養学には鉄則があり

「過剰症がこわい栄養素は前駆体で摂る」ことです。

 

前駆体とはある物質の前の段階を指し、

ビタミンAで言えばβカロテンが前駆体です。

つまりβカロテンが豊富な食品を補えば

安全にビタミンAを摂取出来ます。

 

 

 

βカロテンは赤橙色の植物色素であり、

にんじん、かぼちゃなどに多く含まれ、

赤色ではないですがほうれん草にも豊富です。

 

これらの食品を1100~150g食べていただくことで、

ビタミンAの推奨摂取量が摂りやすくなります。

 

 

免疫機能を改善するためにもぜひβカロテンを積極に摂るようになさってくださいませ。

AMBER LAB ニュートリションアドバイザー