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カラダ通信
2023.05.29

ゴルフ後の腰痛。肋骨の開きから紐解く

ゴルフ後に腰痛や首の痛みを抱えるヒトは多い

コロナ禍でゴルフの人気が再燃、

AMBER LABのお客様も

多数の方がゴルフをなさっています。

 

そんなゴルフを続ける皆様に

カウンセリングを行うと

ゴルフの後に、

腰が痛くなる・・・

というフレーズはよく耳にします。

 

ゴルフ後の腰痛の原因とは?

私自身もトレーニングの傍ら

ゴルフやサッカーを時々行います。

 

デスクワークで6時間、7時間

作業をすることもあり、

デスクワーク直後に、

実験的に

ウォームアップをせず

ゴルフ練習場などで

スイングをすると腰の

違和感を覚えます。

(通常はウォームアップします)

 

 

ゴルフで腰痛を

抱える方の中には、

デスクワーク姿勢からの脱却

ができていない。

姿勢(背骨)のラインが崩れたまま

ゴルフを行っている

方が多く見受けられます。

 

肋骨の開きとの関係

特にデスクワーカーや反り腰の

方にも多く見受けられる

体幹部の肋骨の開き

この肋骨の開き(リブフレア)

と言いますが、

この肋骨の形状を持つ

方は、

頭部の前方突出(ストレートネック)

や反り腰姿勢を持ちながらも

 

背骨の胸椎部の圧縮・緊張が見られ

背骨の中央が平坦化

していることが臨床的に多いです。

 

この姿勢の方は、

回旋動作自体が骨格・構造的に

負担がかかりやすい

姿勢となります・・・

 

 

背部(胸椎周囲)の緊張

 

背骨の中央が平坦化している

方は胸椎周囲の緊張

・背部のコリ

・肩甲骨の周囲のコリ

・首コリ・肩コリ

が常態化し

胸椎の可動性が

低下している。

 

胸椎は

安定よりも

可動させる事を

得意としていて

背骨の屈曲・伸展・回旋

に働き、

特に回旋動作においては

かなり重要な関節です。

 

 

ゴルフにおいては、

アドレスからフィニッシュまで

のスイングフェーズの中で

特にバックスイングの

エンドレンジ、トップの

ポジションが適切に取れず、

無理やり腰を捻るなどで

腰背部の痛みを訴える方が

いらっしゃいます。

 

胸椎の可動性不足を

腰椎で代償し※

(腰椎は回旋可動域は10°程度)

1回2回の動作ではなく

繰り返し腰に回旋ストレスを

与えることで

痛みへとつながっていきます。

適切な胸椎の可動性

適切な骨盤、股関節のコントロール

が前提にあって

初めて正しい

スイングが可能となります。

 

その為、

肋骨が開いていることで、

背中の緊張が増強、

胸椎の回旋可動域が低下し

腰椎に負担をかける

原因となりえます。

 

肋骨が開くことで

結果、

腰部に負担がかかる・・・

 

その他、様々な要因で

腰の痛みを訴える方も

見えますが、

特に

頸椎・腰椎椎間板ヘルニアや、

腰部脊柱管狭窄症

をお持ちの方は

特に気をつけてスイング

してください。

 

腰の破綻を招く前に

姿勢改善・修正を行いつつ

ゴルフをすることをおすすめします。

 

 

まとめ

肋骨の開きのある方は、

ゴルフ後の腰の痛みの

一因ともなりますので

パフォーマンスアップの

前段階として、

肋骨の開きを修正し

爆発的なスイング、

飛距離アップが

できるようにしていきましょう!