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栄養コラム
2020.02.01

栄養素の質にこだわる。

アンバー栄養通信 vol.1 

 

今回より毎日を健康に暮らす上で

大切な食事についてのコラムを

書かせていただきます川合  智と申します。

 

運動と食事。

この2つによって私たちの健康は維持され、

様々なストレスに負けない活力を

養っているとも言えます。

 

運動を習慣化し、皆様の日常生活に

エクササイズを取り入れていただくことも

大変重要なことです。

 

これは新しい習慣を作ることになり、

少しハードルが高くなります。

ですが、食事は既に皆様が習慣的に

行っておられる行為です。

 

新しい習慣を作るより、

今ある習慣に少しの変化を起こすこと。

こちらの方が遥かに簡単です。

 

そのため食生活の習慣を

変えるということは

運動の習慣を新しく作るよりも

遥かに取り組みやすいです。

 

今回、その食生活習慣を変えるために

持っていただきたい考え方について

お話し致します。

 

それは「栄養素の質にこだわること」です。

 

食事のことになるとどうしても栄養素の量、

カロリーで考えがちです。

 

ですが近年では摂取カロリーが問題となり、

糖尿病や高血圧などの生活習慣病に罹患

するのではなく、

摂る栄養素の質に問題があり様々な

内科的疾患、アレルギー、

自己免疫疾患の引き金になっている

かもしれないとまで考えられています。

 

“栄養素の質を考える”。

 

そうなるととても敷居が高く、

難しいものに感じるかもしれません。

 

そこで今回は栄養素の質が整った

食事を摂るための簡単なポイントを

ご紹介致します。

それは


    ●
主食、主菜、副菜の揃った食事を心がける

 ●油での調理は少なくする※

(※油はオリーブオイルがオススメです)

 

実はこんな当たり前に感じることが

ポイントになります。

当たり前のことが当たり前に

できなくなっている、

これが食生活習慣の乱れの始まりです。

 

食事(栄養)とは

人の生命活動の基本でもあります。

ですからそこに

必殺技や裏技のようなものはありません。

 

流行りに囚われない当たり前のように

感じるもの。

そこにこそ健康体を維持し、

不調を予防する秘訣が存在します。

 

 

では具体的にはどのような

食事を摂ればいいのでしょうか?

個人の目標、体格、運動量、

消化器の状態など、

適切なアドバイスをするためには

様々な情報が必要です。

 

それも踏まえた上で多忙な方でも

コンビニで簡単に

揃えられるテンプレート的な

食事を1つご提案するのであれば

 

 

 

主食:白米

主菜;たまご

副菜:味噌汁+サラダ

 

こういった食事内容も慢性的な

栄養不足にならないよう

予防的な効果をもたらしてくれます。

 

写真のようにもち麦など

食物繊維豊富な雑穀米や

サラダにツナなどが乗っているものを

選べばたんぱく質量も補えます。

 

難しく考えずに

生命活動の基本だからこそ

気軽に毎日取り組める食生活の改善に

取り組んでくださいませ。

 

パンとドリンクだけの朝食に比べれば

食費が数百円高くなるかもしれません。

ですが、食費は健康と引き締まった

身体への投資です。

 

短期的には日中の眠気や

集中力の低下を防ぎ、

長期的には外見だけでなく

身体の中身まで健康にしてくれます。

 

次回は肥満についての考え方をお伝え致します。

川合ニュートリションアドバイザー