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カラダ通信
2023.04.26

反り腰と脊柱管狭窄症

 

AMBER LABのお客様は

10歳代〜70代後半の方が通われています。

6割の方が女性でらっしゃいます

そして40歳、50歳代の方が

一番多く通われています。

 

その中でもお客様の4分1の方が60歳以上。

初めてご来店された際のご要望アンケートに、

痩せたい・お腹お尻を引き締めたい

という要望が多数を占めますが、

それとともに

姿勢を良くしたい

に、ほとんどの方が項目チェックされます。

またそれに付随して、

腰の痛み、脊柱管狭窄症と診断されている

方も多くいらっしゃいます。

 

2.脊柱管狭窄症とは?

 

 

脊柱とは24個の背骨(椎骨)で構成され、

それらが連なり、縦に長い管(トンネル)ができます。

そのトンネルが脊柱管と呼ばれ、

脳から延伸する脊髄の通路です。

脊髄は、脳からの指令を四肢末端に伝えたり、

手で触れたものなどの情報を脳に伝える

役割など、その脊髄神経を保護する役割を

担うのが脊柱管です。

脊柱管狭窄症は、

その名の通り脊柱管が様々な原因で狭くなり、

脊柱管を通る神経や血管を圧迫している

状態をいいます。

 

 

ヒトのカラダは20歳代をピークにし

その後、徐々に機能の低下がみられ始めます。

 

現代の医科学の進歩により、

運動や栄養、睡眠など生活習慣やストレスの

コントロールなどもしっかりと気を配る、

事で機能を保つ、老化を遅らせることは

可能になり始めました。

 

が、しかし一般的にはまだまだ

カラダのコンディションを整える方法が

多くの方に実践されておらず、老化を

促進する生活を続けているのが現状です。

そして中高年になると、加齢に伴うカラダの

変化が顕著となります。

そのため、

背骨を構成する椎骨の変形、

椎間板の変性、

靭帯の肥厚

などが生じ、

脊柱管が狭くなると言われています。

 

 

 

加齢による骨や靭帯の変性と

合わせ主な原因となるのが

日々の姿勢や動作習慣

となります。

 

 

特に反り腰

の方に多くみられる傾向であると

言われています。

背骨は頸椎から骨盤まで繋がり、

反り腰の原因は腰だけではありません。

胸椎や骨盤、股関節の可動性の低下や

体内の圧力・腹圧のコントロール

が影響します。

また下の図のように、

猫背などの姿勢不良の方も

注意が必要です。

 

脊柱管狭窄と診断されて、、

 

整形外科などで

脊柱管狭窄症と診断された

方のカラダを拝見すると

やはり、反り腰が多く

症状が進んだ方は、

・下肢の間欠的な神経症状

(歩くと痛い痺れる)

などが主症状と言われます。

 

腰が痛くて、

MRIの画像所見で

脊柱管狭窄症の所見が認められるが

特徴的な症状は出ていない

(下肢の痺れや痛み)

と言われる方もいらっしゃいます。

 

いずれにしても、

姿勢不良

が脊柱管狭窄症と診断された

方にある傾向ですし

・筋のバランス不良・欠如

・交感神経優位・眼球や三半規管の問題

などを抱え常にカラダが

過緊張状態

 

その緊張状態が長期に続き

リセットせず放置している事が、

姿勢不良の問題を不可逆的

かつ深刻にしている

と臨床的に感じています。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?

 

やはり、まずはカラダの緊張状態

を改善する努力が必要です。

・眼球運動

・三半規管

の働きの低下、刺激不足は

 

背部・背面の緊張を常に

高め側湾などの姿勢不良や

過度な緊張の

温床となります。

 

また質的な栄養不良や

生活習慣の乱れなどからの

慢性的な睡眠不足なども

緊張に拍車をかけます。

 

その他ストレスコントロール

がうまくいかなくても考えられる

でしょう。

 

全てをクリアにすることは

すぐには難しいかもしれませんが、

 

・眼球運動や三半規管へのアプローチで

 背面の過剰な緊張対策

・胸椎や股関節骨盤帯の可動性や使い方の向上

・もも裏(ハムストリング)や腸腰筋、腹斜筋

・リブフレアの改善・腹圧のコントロール

 

などを鍛え使えるようにするだけでも、

 

反り腰の改善や軽度の

脊柱管狭窄症に対して

予防的に働く手段となりえるでしょう。

 

反り腰や軽度の狭窄症に悩む方は、

カラダの緊張や弱い使えていない

筋肉に対してアプローチし

 

適切にコントロールできる

背骨、脊柱、姿勢、体幹

を目指しましょう!

 

もちろん、10代20代の方も将来への

備えとしてお勧めいたします。

 

反り腰、猫背、側湾などの姿勢不良

軽度の脊柱管狭窄症などで

お悩みの方はぜひ

ご相談くださいませ。