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カラダ通信
2023.04.30

知らないと損をする!お尻の筋肉が感じられない理由

新規お客様のセッションやトレーニングで

よく聞かれる言葉

「お尻に効いている感じがない」

「筋肉を感じられない」

など

他のパーソナルトレーニングジムや

フィットネスクラブでトレーニング

をなさっていて

それが解決できず

当施設にご来店されるケースがあります。

 

なぜ筋肉が感じられないのか?

ヒトはいわゆる五感

視覚・嗅覚・触覚・味覚・聴覚

を通して感知します。

 

感知する中で

自己=自分自身

と外部の環境を分け

認知する為には

触覚、平衡感覚、固有感覚

を用いて

他者や外部の環境の中で

自分自身をはっきり認める

ことが必要です。

 

新規のお客様の悩みに多い

「筋肉が感じられないのは」

五感の中の触覚、

平衡感覚(耳の前庭覚)

固有感覚(深部感覚)

が関係します。

 

 

自己認知に必要な感覚とは?

 

自己認知に必要な

・触覚

外界と自己の境界となる部分の感覚

温度や圧力受容器など

・平衡感覚

揺れや回転など加速度情報を感知

・固有感覚(深部感覚)

脳全体の感覚システムの中でも

最も大切。関節角度や筋収縮感覚、

関節や筋肉の運動情報を脳に

知らせている。

 

固有感覚は平衡感覚とともに自分の

空間や環境に対しての

位置を知らせてくれている。

 

 

これら触覚や平衡感覚、固有感覚

は体性感覚と呼ばれ

それらを通して

自分の置かれている状況を知る

「自己認知」

ができることで

空間内で自分を感じ取ることができます。

 

では、お尻が感じられないのは?

パーソナルトレーニングやピラティスで

お尻を使っている感じがしない!

と言われる方の多くが

特に上記の

固有感覚(深部感覚とも呼ばれる)

が機能低下している

から「お尻」が感じられないのです。

 

・お尻の筋肉「大臀筋」の収縮感覚の低下

運動をすると筋紡錘と言われる筋肉の

長さを感知する受容器に刺激が入る、

または関節受容器や皮膚から脳の方へ

情報が行き、自分自身のお尻の筋の

収縮感や輪郭が明瞭になってきます。

それらの感覚や刺激不足により脳で

自分のお尻を認識できていないのです。

 

上記は、

姿勢や生活習慣も関係していて

 

・姿勢によりお尻の筋肉が働かない

 環境ができている(反り腰など)

・運動不足でお尻を使っていない

 

なども関係しています。

 

ではどうすれば感じられるのか?

 

まずは呼吸の改善。

呼吸のエクササイズで

日常的に地面からの力を感じる

・床半力を受け止める力を状態を作る※

※後日説明

・アイソメトリックエクササイズで

 お尻の筋肉のみ働くエクササイズを

・関節可動域を最大限に使う動作を

・多様性のある動作を

(様々なパターンで動く)

 

などを実践する事で

自分のお尻が自分のモノである

と認識します。

AMBER LABでは呼吸や筋収縮感覚

もこだわりながらトレーニングセッションを

行います。

 

お尻が感じられない方は、

上記を行なってください。

一つだけでも良いので

行動を起こしてください。

 

これらはヒップアップや

姿勢不良の改善だけでなく、

アスリートの動作改善の

基礎にもなります。

また、

コントロロジー学と言われる

ピラティスの真髄にも

繋がります。

 

 

自分自身を自在に操る為に

まず、

自己認知=感覚器の正常化

をしてください。

 

 

ご自分のお尻が感じられるようになると

今よりもさらに

美しい姿勢に近づきますよ!