NEWS・BLOG

NEWS・BLOG

カラダ通信
2023.05.10

多くの方が悩む尿もれ・生理不順.横隔膜と骨盤底筋との関係。

AMBER LABでは

姿勢不良や側湾、骨盤の歪み

に悩む女性が多く、

また、それらに悩む

産前産後の妊婦さん

も通われています。

 

尿もれや生理痛に悩む女性は多い

現代人は

デスクワークが多く、かつ運動不足。

多くの方に当てはまると言っても

過言ではないキーワード。

その為、

様々な機能低下が見られます。

特に現代の女性に多く見られる

 

尿もれ、生理不順、陰部周辺の痛み

 

はパーソナルトレーニングや

ピラティスの現場で多く遭遇します。

 

 

機能低下が考えられる部位は多岐に

わたるが特に、

・横隔膜

・骨盤底筋

の機能低下は上記の

症状を有する方の多くに

見られます。

 

 

横隔膜と骨盤底筋との関係

 

呼吸で最も重要な横隔膜

腹腔の上部は横隔膜、

下部には骨盤底筋があり

ヒトは吸気(息をすう)時に

呼吸筋の収縮に伴い

胸郭の容積が拡大、

その際に横隔膜は下降し

胸膜腔の容積が増え、

肺が外方に引っ張られ

大気圧より圧力の低い胸膜腔

がさらに陰圧(圧力が下がり)状態に。

結果、空気が張り込みます。

 

呼気(息をはく)呼吸筋が

弛緩(しかん)、

胸郭の容積が小さくなると、

胸膜腔の内圧はその分高くなり、

空気も押し出されます。

横隔膜が下降すると

内蔵機が上から圧迫され

腹部を下支えしている

骨盤底筋は内臓器を

押し上げる事で

腹腔内圧が上昇します。

 

骨盤底筋が機能低下すると

横隔膜と骨盤底筋は互いに

重要な相関する関係があり、

リブフレアで肋骨周囲が緊張

し開いてしまっている状態

横隔膜が下がれず

横隔膜の機能不全に陥っている

そうなると

腹腔内圧が上がらず

相対する骨盤底筋は

機能低下に陥ります。

※上から内蔵器の圧力がかからず

緩みやすくなります。

骨盤底筋が緩むことで

骨盤底筋の働きや血流低下など

で尿もれなどの症状が起きる恐れ

が上昇します。

・デスクワークによる姿勢不良

・運動不足

・産後の骨盤周囲の不安定症

・自律神経の崩れによる緊張

・腰痛や骨盤周囲の痛み

・ストレスや脳疲労

など

カラダの緊張が強い状況が続き

姿勢不良や横隔膜機能が

低下することで

骨盤底筋の機能低下が

生じることを

ぜひ知ってください。

 

骨盤底筋の機能を防ぐために

 

リフォーマーなどで

膝・股関節90度のヒップリフト

を行い足裏でボードを

下に引っ掻くようにする事で

ハムストリングを働かせます。

やボールを挟むことで

内転筋の収縮感を高めるなど

骨盤を後傾する能力を高めることが

重要かつオススメします。

また、

産前・産後や出産後の骨盤の開きが

強い方なども上記の

エクササイズに合わせて

・ボールを挟んだブリッジEX

・肛門括約筋などの会陰部周囲の

 収縮感覚の改善

も合わせておすすめします

 

 

尿もれ、生理不順など

産前産後の骨盤周りの機能低下に

お悩みの方はぜひ

トライしてみてください。