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カラダ通信
2023.05.20

整体で歪み姿勢が戻ってしまう理由

背骨や骨盤の歪みを整体で治してもらってます・・

姿勢を改善するには

整体に通って治す事を目指して

いる方も多いかと思います。

 

ストレッチ、整体などを行って

その場は改善しても、

すぐに戻ってしまう経験を

されている方は多いのでは

ないでしょうか?

 

姿勢を改善をするポイント①

ヒトが動く、運動するには

1つの筋や関節で動作を行って

いるわけではなく、

複数の筋群や関節が強調して働き、

動きを構成しています。

それらは

「 運動連鎖 」

と呼ばれており

運動連鎖を考慮した

エクササイズメニューは

姿勢改善や運動パフォーマンスの

向上のポイントとなります。

 

姿勢を改善するポイント②

 

「 使えていない筋・関節を使える

ようにすること 」

 

・整体で整える

・ストレッチをしてもらう

 

整体で

関節可動域を広げ、

整えてもらった方の多くが、

施術を受けたまま、

生活に戻ることが多い

と思います。

 

これは非常にもったいないです。

 

せっかく再獲得した関節可動範囲を

自分自身でしっかり

コントロールできる

使えるようにする

事をしなければ、

姿勢の根本改善には至りません。

 

使えない筋・関節を使えるようにするには?

まずは、

身体図式 (ボディスキーマ)

を高める事です。

 

身体図式とは

ヒトは段差を上がるときに

「どれだけ足をあげれば良いか?」

など考えずにスムーズに

段差を登りますよね。

 

自分自身の腕や足が

空間のどこにあるのか?

自分の身体のどこに手足があるのか?

どれだけ離れているのか?

を無意識的に知っています。

 

この無意識的に知覚している

身体各所の空間的関係を

身体図式(ボディースキーマ)

といいます。

身体図式を形成する

機能局在は「頭頂葉」と言われています。

身体図式は

体性感覚や視覚情報などを統合

し生成されます。

 

この体性感覚と視覚情報の統合は

頭頂間溝で行われており、

身体図式生成に寄与しています。

 

姿勢のコントロールは無意識

日常における動きの

姿勢や筋出力(力の出し方)は、

無意識で行っていることがほとんど。

 

・筋や関節が適切に使えているか?

・動きの感覚?自己所有感は?

 

が適切か?

 

自身のカラダを操る為の

「 カラダの地図 」

であるボディスキーマがしっかりと形成されて

初めて

姿勢のコントロールや

効率の良い運動が可能となります。

 

身体図式の生成は?

身体図式の生成は

筋、関節、腱、靭帯、皮膚、内臓、網膜、三半規管など

の身体の感覚受容器からの情報に基づきます。

ヒトが運動をすれば、

感覚受容器に刺激が入力され、

頭頂葉で感覚統合し

身体の各部の位置関係が更新されます。

 

上記のように

身体のフィードバック情報が頭頂葉で統合され

できたものが身体図式です。

 

姿勢改善には運動が不可欠

 

姿勢改善するには

上記の身体図式・身体地図を

しっかりアップデートするために、

整体だけではなく、

運動がなければ変わりません。

 

身体図式が整っていない

事で動作の効率性が悪く、

使えていない筋・関節が生まれ

過剰に使われる筋や関節に

負担がかかります。

 

結果、

・姿勢バランスの崩れ

・脚だけ太くなる

・反り腰から腰痛

・首、肩のコリ

 

動作の効率性が落ち、

様々な不調に繋がることが

考えられます。

 

まずは自身の

身体地図を書き直す為に、

刺激不足な箇所へ

適切な刺激(運動)を与え

より動作の効率を高める

ことが、

姿勢改善や太もも痩せなど

の悩みの改善に不可欠です。

ぜひ

現状のカラダに欠けている

ピース(失われたマップ)を見つけ

それを補う運動を行い

身体地図を整えてみてください!