アスリート同様の高度なトレーニングで、
カラダの自己制御力をアップ。
ゴルフやサッカー、ランニング、フィギュアスケートなどの競技パフォーマンスを向上させるためには、各スポーツの特異性に基づいたトレーニングが必要です。「AMBER LAB」では、モノを扱う能力や、対人などの予測できない状況下においてもカラダを自己制御できる能力を重点的に養います。まずは、通常の動作チェックや触診に加え、プロのアスリートも導入している最先端の身体機能チェックを実施。専門的なトレーニングを通じて自身のカラダの使い方を再学習し、競技パフォーマンスに関わる機能向上や筋力アップを図ります。
ゴルフの飛距離アップやサッカーの競技能力向上、フィギュアスケートの体幹トレーニングまで。
「AMBER LAB」で取り組んだ代表的なご相談例と改善例をピックアップしてご紹介します。
e.g.1
緊張が強い体幹部の筋肉を緩め、足裏のトレーニングや片側でのエクササイズを実践。脚部・体幹・股関節の安定性が向上しました。
e.g.2
フィギュアスケートのジャンプを安定させるために、使えていない腹筋群を鍛えるエクササイズや、呼吸方法の改善によって体幹を強化。
e.g.3
さまざまなエクササイズで動きの引き出しを増やし、しなやかで強い体幹を獲得。各関節の連動性を高め、打撃力を強化しました。
年齢:40代男性
週2回/6カ月間のトレーニング
ゴルフのドライバーの飛距離がなかなか伸びない。カラダをうまくひねることができず、肘や腰が痛くなることも。
アスリート向きの高度なカラダチェックの結果、体幹部が不安定で、上半身のコントロールがうまくできていないことが判明。まずは呼吸方法の改善や、バランス能力を養うエクササイズで、体幹や骨盤周辺の筋肉を活性化させました。さらに、ゴルフに必要な回旋動作を向上させるトレーニングを強化。均整のとれた筋肉づくりによって、スポーツ障害の予防にも役立ちます。
カラダの中に新たな軸が形成され、回旋動作がスムーズに。体幹部の安定性が高まり、飛距離の底上げに成功しました。また、今まで使えていなかった筋肉群が活性化し、栄養指導の効果が出たことで、体脂肪率の減少、カラダの引き締めにもつながりました。
ご自身の主観的情報(Subjective)、トレーナーによる客観的情報(Objective)をもとに、現状のカラダを評価(Assessment)し、プラン(Plan)を決めるカラダチェックシステム「SOAP」を実施。カラダの動きや姿勢、痛みが出やすい動作パターンを探るFMS/SFMAスクリーニングに加え、よりダイナミックな動作を評価する「3D MAPS」を行います。ゴルフで特に必要とされる回旋動作の際、可動性・安定性が両立できているかどうかチェック。
上半身・下半身のモーターコントロール(運動制御)を確認。適切な体幹筋やカラダの動きを脳がコントロールできているか把握するためのもので、スポーツパフォーマンスを向上させるために大切な要素になります。カラダの統合性を確認した結果、体幹部が不安定で、上半身全体のコントロールに問題があることが判明。
今までのスポーツ経験やケガなどの既往歴、日常生活における動作、食事の偏り、生活習慣を細かく把握した上で、プログラムを作成。スタジオと自宅で行うエクササイズを約30種目用意し、トレーニングの進捗に合わせてセッションごとに種目をピックアップします。また、筋肉量のアップや体脂肪率の改善を目的とした栄養指導を実施。
振動付きフォームローラーで、筋肉の緊張や疲労がたまっている部分をほぐし、各関節の可動性を高めます。また、体幹を安定させた状態で、関節の可動域や筋の柔軟性を向上させる「ワールドグレイテストストレッチ」を指導。ゴルフに必要な股関節や胸椎の可動域にアプローチします。
肋骨や横隔膜の動きを適正化させる呼吸エクササイズを実施。日常生活が胸式呼吸中心になると、顎や肩の緊張を強め、肩こりや首の痛みにつながることがあります。胸郭の正しい回旋動作を再獲得し、前後のカラダのアンバランスをリセットするために、正しい呼吸法を学習します。
安全かつ適切にトレーニングを進めるために、硬い筋肉を緩め、弱い筋肉を活性化させて動作のアンバランスを整えます。具体的には体幹や骨盤周囲の筋肉にアプローチし、腕や脚へ効率よく力を伝える動きの基礎を養います。筋肉をすばやく収縮させることを重要視し、多方向へカラダを動かして筋肉を温め、筋肉が伸びやすい状態にします。
片脚立ちやジャンプなど、動作の中でカラダをしっかり止められるバランス能力を養います。メディスンボールを投げて瞬発力や爆発力を高めたり、ミニハードルを使用した両足・片足のジャンプで安定性を身につけるエクササイズを導入。スポーツ障害の予防、日常生活における転倒などのリスク軽減にも役立ちます。
木材を用いた「バランスビーム」エクササイズなどで、カラダを固めることなく姿勢をコントロールする能力を養います。ケトルベル(ウェイト)を肩関節周囲で保持したスプリットスクワットや、後ろ歩きなどさまざまな動作を行い、脊柱周囲の筋肉を活性化させてソフトコアの能力を高めます。
まずは「スプリットスクワット」など自体重のトレーニングから開始。下半身が安定したら、重心移動を操るバルスライドや、不規則な水の動きを利用して体幹を鍛えるウォーターバッグを使った「バックワードランジ」などにチャレンジ。体幹と下半身の動作をコントロールし、お尻周りの筋肉を用いた爆発的な立ち上がり動作ができる力を養います。
片膝立ちで下肢を同一線上に配置し、体幹を固定するのが不安定な状態でカラダを回旋させる「ダイアゴナルリフト」に挑戦。リフト動作によってさまざまな筋肉を同時に刺激します。また、筋力が弱い部分の集中的なトレーニングも行い、ただ動けるだけではない均整のとれた筋肉づくりをめざします。
エアロバイクやクロストレーナー、自走式のトレッドミルなどの有酸素マシンで体脂肪を燃やし、心肺能力を高めます。タバタ式の高強度インターバルトレーニングなど、自体重の連続したエクササイズも導入。短時間で効率的に体脂肪をエネルギーに変換します。
すべてのセッションが終了したら、再度「SOAP」に沿ったカラダチェックを実施。初回に行った評価と比較し、関節の可動域や全身の筋力、モーターコントロール能力などの変化をチェックします。目標達成できていれば卒業となり、セッションで学んだことを日常で実践していただきます。さらなる強化を目指す場合は、次回以降のプログラムを作成します。
痛みの強い方や、筋肉の疲労・緊張が高まっている場合は、トレーニング前後に徒手療法や物理療法、パートナーストレッチ、各種リラクゼーションなどのオプションをおすすめします。運動前の準備としてトレーニング前に実施する場合と、使った筋肉のコンディショニングとしてトレーニング後に行う場合があり、エクササイズ効果を高めます。