姿勢や動作、生活習慣をトータルで改善し、
根本的な痛みの原因にアプローチ。
慢性的な腰痛や肩こり、歩行時の膝痛や股関節痛など、カラダのつらい痛み。実は、痛みが出ている部分に直接的な原因があることは少ないです。筋肉や関節の疲労、使い方によって患部に負担がかかり、痛みを引き起こしている場合がほとんど。そのため「AMBER LAB」では、患部だけにアプローチするのではなく、動作や姿勢、生活習慣など、さまざまな角度から要因を探求。一人ひとりに合わせたセルフメンテナンスやエクササイズ、徒手療法、パートナーストレッチを組み合わせながら、本来の機能を取り戻していきます。
肩や腰、膝の痛みにお悩みの方から、ケガや術後の機能改善をめざす方まで。
「AMBER LAB」で取り組んだ代表的なご相談例と改善例をピックアップしてご紹介します。
e.g.1
膝や股関節の徒手療法と同時に、硬い筋肉の柔軟性を高め、弱い筋肉を鍛えるトレーニングを。靴のインソールや栄養指導も実施。
e.g.2
横隔膜を意識した呼吸のトレーニングと、腰部骨盤の安定化エクササイズを徹底。病院でも改善しなかった痛みが約1カ月で軽減。
e.g.3
患部以外の筋肉や神経の感度を落とさないよう、体幹部のトレーニングを強化。筋力やバランスの欠如部分を重点的に鍛えました。
年齢:30代女性
週2回/3カ月間のトレーニング
仕事で中腰の姿勢が多く、首や腰が痛む。ヘルニア手術後も痛みは取れず、整形外科の治療を断念。
⻑時間運転やスマートフォンの使用で、頭が前に出るデスクワーク姿勢が習慣化。首や肩、腰の筋肉の疲労・緊張が痛みの原因ととらえ、まずは日常生活における動作や姿勢のセルフメンテナンスを習得していただきました。スタジオでは、痛みへのアプローチと、デスクワーク姿勢から脱却するためのエクササイズを実施。
運動直後から、首や腰の筋肉の過度な緊張がほぐれ、変化を感じていただけました。座位姿勢に偏ったカラダの使い方から解放され、つらい痛みが軽減。痛みの予防とさらに動けるカラダづくりのため、現在も継続中。
ご自身の主観的情報(Subjective)、トレーナーによる客観的情報(Objective)をもとに、現状のカラダを評価(Assessment)し、プラン(Plan)を決めるカラダチェックシステム「SOAP」を実施。カラダの動きや姿勢を調べるFMS/SFMAスクリーニングと触診を行い、デスクワーク姿勢による首や腰の疲労、慢性的な口呼吸などが痛みの原因だと判断しました。
初回だけでなく、セッションごとに仕事や日常生活における動作・習慣・食生活について把握します。デスクワーク姿勢や高脂肪食、不規則な睡眠・食事など、日常的な習慣がカラダの痛み、内臓のコンディションやバランス機能の低下といったリスクを招くためです。同時に、姿勢や痛みの具合も毎回チェックし、心身をトータルで修正していきます。
デスクワーク姿勢から脱却するために、各関節の可動性・柔軟性を高め、動作の多様性を向上させることが必要です。スタジオと自宅で行うエクササイズを約30種目用意し、痛みの状況、トレーニングの進捗に合わせてセッションごとに種目を変えていきます。また、⻑時間運転前後のケア方法やスマートフォン使用時の姿勢など、セルフメンテナンスも強化。
振動付きフォームローラーで、筋肉の緊張や疲労がたまっている部分をほぐし、各関節の可動性を高めます。また、日常生活が胸式呼吸中心になると、顎や肩の緊張を強め、肩こりや首の痛みにつながることがあります。それを改善する呼吸エクササイズを行い、肋骨や横隔膜の動きを適正化。日常生活で前後左右に偏ったカラダをリセットします。
セッション2〜3回目まではセルフエクササイズを徹底的に習得し、自宅はもちろん、スタジオでも毎回行っていただきます。下肢のストレッチと体幹の活性化を同時に行える「ハンドウォーク」、腰を中心にカラダの側面にある筋肉群をダイナミックに弛緩させる「ラテラルラインストレッチ」など、数種目からピックアップして実施。
スタジオにて、適切なカラダの動きやタイミングを脳に再学習させる「モーターコントロールエクササイズ」を行います。おなかを強化し、顎を安定させるために胸郭を鍛える「プーリー安定エクササイズ」をはじめ、痛みが出ないレベルで多様なエクササイズを実践。動作の多様性を培い、カラダに刻まれたデスクワーク姿勢から脱却していきます。
すべてのセッションが終了したら、再度「SOAP」に沿ったカラダチェックを実施します。初回に行った評価と比較し、姿勢や動作、日常生活や食事内容などの変化をチェック。目標達成できていれば卒業となり、学んだことを日常で実践していただきます。さらなる機能向上を目指す場合は、次回以降のプログラムを作成します。
痛みの強い方や、筋肉の疲労・緊張が高まっている場合は、トレーニング前後に徒手療法や物理療法、パートナーストレッチ、各種リラクゼーションなどのオプションをおすすめします。運動前の準備としてトレーニング前に実施する場合と、使った筋肉のコンディショニングとしてトレーニング後に行う場合があり、エクササイズ効果を高めます。
※上記はセッションの流れを簡略化したイメージであり、実際のものとは異なります。
※年齢・性別、カラダの状態等により、同じ悩みの方でもアプローチ方法は異なります。