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カラダ通信
2023.08.22

プロが解説!体幹トレーニングは360°鍛えるVol.1 サッカーなどのコンタクトスポーツや姿勢が悪いヒトは必見!

体幹とは?

健康志向の高まりにより以前よりもトレーニングが

身近になり、巷やテレビなどで取り上げられる

ことも多くなりました。

その中でも良く

取り上げられている

「体幹トレーニング」

なぜ、体幹トレーニングは

大切だと注目されているのでしょうか?

そもそも体幹とはどこを指すのでしょうか?

いわゆる体幹とは?どこを指すの?

頭部、上肢・下肢などの四肢

を除く部分を指します。

 

現代人は体幹の活用度が低下

生物の進化の過程の中で移動の主役は

体幹から手・脚(四肢)に変わり、

特にヒトの体幹筋群は歩行に際しても

関与が少なくなってきているとされています。

その為、樹の上で生活していた時代

(樹上生活)など

その他の動物と生存における

駆け引きを行っていあた時に比べ、

現代の日常の生活の活動

だけでは体幹筋は使われなくなって

しまっています。

 

また農耕活動や重い穀物を運ぶ事も少なくなり

より体幹筋群を使わなくなってしまいました。

 

さらに現代の椅子や移動機器に自分の脊柱を支える

機会を奪われ体幹機能を維持することも困難になって

います。

 

その為、現代は体幹が積極的に活用される

環境構築(ライフスタイルの見直し)やエクササイズに

取り組まざるを得ない状況になっています。

 

 

 

では、どのように体幹を鍛えれば良いか?前額面編

日常で体幹が使われなくなった今。

SNSやテレビでもよく取り上げられます。

 

皆さんが知っている体幹トレーニングで

代表的なのは

「プランク」「フロントブリッジ」

ではないでしょうか?

 

ヒトのカラダを鍛える上

3面(矢状面、前額面、水平面)を考慮し

動きや筋に狙いを定めることは

必要です。

このエクササイズは

うつ伏せになることで

上図の青いプレートの前額面の筋へ(体幹前面)

刺激を入れることができます。

このエクササイズを片手で行ったり

呼吸を最大限に高め行うことで

腹横筋などへの刺激を高めるなど

効果を高めることができます。

 

デスクワークなどで体幹の前後に

刺激を入れていない生活ばかり

になると

 

腹筋群の張力への

低い生活となり

反り腰や下っ腹が出てしまう

事にもつながります。(内腹斜筋下部など)

 

またアスリートなどでは

姿勢不良やサッカーのコンタクト時など

の剛性不足につながります。

 

プランクを行う上での注意点

 

メジャーな体幹エクササイズ

で一見簡単そうに見えますが

多くの方が、見た目だけの模倣で

終わってしまっています。

 

できれば

 

・しっかりと前腕で地面を押す

(前鋸筋の活性)

・反り腰やリブフレア姿勢にならない

(動作開始時が大切)

 

プランクも反り腰や不良姿勢で行えば

 

姿勢不良の強化エクササイズに

なりかねません。

 

また姿勢が悪いからといって

プランクだけで姿勢不良を

改善するのは難しいです。

脊柱の運動制御(モーターコントロール)不良

などで腰の筋肉の過緊張や分節運動が

上手くいっていないなどあれば

それらを改善することが先決であります。

その場合は

重心移動を伴う体幹エクササイズや

ソフトコアエクササイズなどを

おすすめします。※

(ローリングエクササイズなど)

そのエクササイズを行う理由を明確に

 

エクササイズを行う際は

そのエクササイズの目的や

ベネフィット(利益)を

考え行えると

エクササイズの為のエクササイズに

ならずにすみますね。

 

しっかりと何を目的にしているのかを

考えトレーニングに励みましょう!

 

体幹トレーニングの前額面編でした。