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カラダ通信
2024.04.03

プロが解説!ゴルフ後に腰、肘が痛い。アスリートピラティスで改善。

ゴルフ後に腰や肘が痛む方へ

コロナ禍で、ゴルフ人口が増え

それに応じてゴルフ後のカラダの悩み

を訴える新規のクライアントの方も

多くなりました。

特にAMBER LABの

パフォーマンスアップ目的での

初回のカウンセリングでは

ゴルフ後の腰や肘の痛みの訴えが多い現状です。

 

なぜゴルフ後に腰や肘が痛むのか

個人個人のカラダの現状によって

痛みの原因は異なります。

 

・胸椎や股関節の可動域が起因

・骨盤、股関節のコントロール不全

・フォーム自体が原因

etc

細かくあげれば、たくさんあります。

 

具体的には

胸椎の可動域、股関節の可動域が低下

しているケース、

関節可動域を有していても適切な

タイミングで筋肉を発火できない

うまく自分の筋・関節が認識できていない

など

 

各個人によってうまくゴルフの回旋動作

を制御できず、ゴルフ後に

腰や肘に負担が顕在化するケースが少なくありません。

 

腰は捻ることは出来ない関節

 

腰の関節とは

腰の関節は

脊柱(背骨)の腰椎という部分になります。

一般的に回旋系のスポーツ指導や

フィットネス現場でも多く

見聞きする文言

「腰を捻る、腰を回す」

という言葉を多く聞きます。

 

医療分野や解剖学的な知見を有している方は

しっくりこない言葉であると感じる人もいるでしょう。

 

 

腰椎は関節面が縦になっており、前後(屈曲伸展)

は得意ですが、回旋は苦手です。

 

 

動作や関節毎にある程度の役割ある

 

ジョイントバイジョイントアプローチ

 

と言われる理論では

体幹において腰椎が安定性を

担いつつ、胸椎が大きく可動することで

動作を構築するケースがあります。

⇩Joint by Joint approach

 

胸椎、股関節などの回旋可動域が低下し

腰椎の安定性が低下している場合

 

腰への負担が増加し腰を痛める、

または回旋できないことにより

手打ちがエスカレートし肘に負担

がかかるケースもあるでしょう。

 

 

関節可動域を取り戻し、正しくコントロールすることが不可欠

 

ゴルフ後の腰痛や肘痛を

減らす上でのポイントは

 

1 胸椎の可動域改善(屈伸、回旋)

胸椎の可動域改善エクササイズ

・ソラシックローテーション

・キャットアンドキャメル

・ベリーリフト

・パイクアップなど

 

 

脊柱や骨盤・股関節のコントロールを適切に

・ピラティスのロールアアップ

(脊柱、骨盤、股関節のコントロール改善)

・股関節のTローテーション

・ローテーショナルスクワット

など

 

上記はエクササイズの1例ですが

姿勢の状況やカラダの緊張具合、

関節をうまくコントロールできているか?

筋・関節を認識できているか?

評価しつつ

 

固有の筋肉を鍛えるだけではなく

動作を鍛える、制御するコトを大切に

 

エクササイズを採用していきたいですね。

 

適切に体幹や脊柱、股関節が働くことで

腰や肘の負担は減らしていくことが

可能です。

 

ぜひゴルフ後に

腰や肘の痛い方は

パーソナルトレーニングや

パーソナルピラティスで

ご自身の現状を分析したのち

カラダの認識やコントロール向上を

目指してみてください!!