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カラダ通信
2023.08.30

プロが解説!高強度エクササイズで姿勢は変わらない。低強度エクササイズやマシンピラティスがオススメ

ウェイトトレーニングだけで姿勢は変わらない。

反り腰やO脚やX脚など

AMBER LABの新規のお客様のお悩みは

ダイエット + 姿勢改善

を合わせて改善するご要望が多いです。

 

他のジムで姿勢改善を目指した方で

「ウェイトトレーニングを中心に筋肉を

つけていたが姿勢が変わらなかった。」

など新規のお客様の体験談を聴取する中で

 

姿勢改善の根本にフォーカスしたトレーニングが

抜け落ちると改善は難しいと感じます。

 

浅層筋よりも深層筋の方が姿勢に関与

姿勢を整える上で、背中や脊柱周りの筋肉は

とても大切。

では背中が丸まっている、猫背だから

下記のようなラットプルダウンエクササイズ

を行えば猫背は解消するのでしょうか?

 

基本的に姿勢は脳幹レベルで

無意識に姿勢調整されます。

そして、

自分のカラダがどうなっているか?

感覚器を通して情報を得て

それを脳で統合し姿勢調整を行なっています。

 

特に筋肉のレベルでは

浅い層にある筋肉

よりも

深い層にある筋肉

筋紡錘(筋の長さや速度を感知)

の密度が高いと言われており

 

姿勢を調整する上で

関節局所の変化を伝える

センサーが豊富な

深層部の筋を動員する

エクササイズを行うか?

 

が姿勢調整に不可欠です。

 

その為には、背中で例を挙げると

ラットプルダウンを

しっかり行い表層の筋肉を大きくすることを

優先するのではなく

浅層の筋の活動を抑えつつ

自在にカラダを動かすロールアップダウン

やローリングエクササイズetcを

ラットプルダウンの前に行うことを優先します。

 

具体的に注意すべき点は?

 

ラットプルダウンなどで

大きく使われる広背筋などは

背中のシルエットを整え

見た目やパワーを生み出すのに不可欠な

筋群になります。

 

ですが、逆に言うと

広背筋のパワーがありすぎたり、

交感神経優位の生活で緊張が

強い場合は

姿勢改善の足枷になることも

あります。

 

その際は

広背筋や浅層筋の発達を

優先するとカラダの剛性が

高まり姿勢を変えることの

足枷になり得ます。

緊張した表層の筋をいかに

抑制しつつ(深層筋を持ち入りやすく)

楽に動けるようにすることが姿勢

調整には大切になります。

 

その為には

ウェイトトレーニングエクササイズ

の前に

マット上などで

ローリングエクササイズ

(webより参照改変)

ブリッジやロールアップダウン

でゆっくりと動き

触覚や背中の筋の固有感覚を高め

腰の筋の張力を感じつつ

腹圧を高める素地を

作ることがウェイトトレーニングの

前に必要です。

 

決してウェイトトレーニングが

悪いわけではなく、

・筋を活性化させる順序

・強すぎる筋を抑制させる

ことが大切になります。

(AMBER LABでは姿勢改善をしつつ

ウェイトトレーニングも両方行います!)

あとは

姿勢を考慮せず

ただ高強度ウェイトトレーニングを

行う

ことはさらに悪い姿勢から

抜け出せなくなりますので

痛みや関節の変形に

繋がらないように

注意が必要ですね。

その為には

現状の姿勢を評価し

メニューを組み立てましょう。

 

また、自体重のトレーニング

がうまく行えない場合は

ピラティスイクイップメント

ピラティスマシンで

より手軽に

姿勢調整の足掛かり

を掴むことをお勧めします!

当スタジオにも

.fonv pilates の

リフォーマーやチェア、ラダーバレルなど

配置されており皆様の

エクサイズに役立てています!

 

AMBER LAB PILATES RECOVERY ROOM