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2023.08.07

プロが解説!フィギュアスケート、サッカーのジャンプの着地は〇〇が大切。

ジャンプの着地は〇〇が重要

AMBER LABのスケートやサッカーなど

アスリートのサポートで良く聞く悩みは、

 

・ジャンプの着地の際に不安定になること

 

を悩みを持つ方は比較的多いです。

 

フィギュアスケートなどは

回転しながらの着地、

ブレードで氷上に着地するという

事を行う為

かなり難度の高い着地になります。

 

またサッカーなどでは、

ディビジョン等にもよりますが

(J1,J2,J3,JFL,大学、高校、ユースなど)

空中でコンタクトする為

あたりによって予測不能な場面も多く、

着地の際の多様なカラダの使い方が

重要になってきます。

サッカーについてのコンタクト時の

剛性については機会を改めまとめます。

 

競技によってジャンプの

着地の難度は変わってきますが、

 

安定したジャンプの前提として

建物の柱にあたる部分

ヒトでは

「骨のポジション」

が大切になります。

 

柱の不安定な建物に

いくら肉付けをしても

不安定なものは不安定。

 

やはり骨格のアラインメント

すなわち「骨格のバランス」

が重要になってきます。

 

不安定になりやすいアラインメントとは?

スポーツに限らず多い、

「 反り腰姿勢 」

 

 

そして

「リブフレア(肋骨の開き)」

特に女性は

反り腰やリブフレアを

合わせた姿勢の方も多く

体幹の筋群が抜けやすいシステムに

なっている方が多い。

そして連動して

下記の画像のように

下肢のアラインメントを崩し

 

柱(下肢骨)がねじれ湾曲している為、

一部の筋肉が選択的に疲労しやすい環境に。↑

その結果、

ジャンプの着地で

上手く衝撃吸収できない

骨格バランスになってしまう為

太ももや外ももに過度に負担がかかり

スケート行うたびに

同じ筋群が選択に使われ続け

故障や障害につながり

やすいと臨床的に感じています。

 

サッカーアスリートも

リブフレアしている選手も比較的

多い印象があり着地の前段階での

体幹の安定性当たり負けしない

「空中での体幹の剛性」

が高まれば

現在よりも、より安定した着地動作や

その後のリアクションスピードへとつながり、

また先を見越したプレーやビジョンの広がり

などにもつながるでしょう。

 

過剰に使われている筋群を緩めるために

姿勢不良状態では

スポーツや日常生活などで

過剰に使われる、使われやすい筋群

が出現します。

 

それを解決するには、

 

・スポーツやトレーニング前後にローラーや

 マッサージガンなどで緩める。

・アクティブなストレッチを行う。

・マッサージを受ける。

 

など緩める方法は多岐に渡ります。

 

が、それでは根本解決にはなりません。

一生改善しません。

 

関節は360度筋に覆われています。

競技特性や、繰り返しの動作によって

関節周りに強い筋肉、弱い筋肉などの

筋のバランス不良が生まれ

それらの筋の綱引きで骨格のバランス

や関節内の安定性が崩れてきます。

 

硬い・強い筋肉を

ストレッチをすればマッサージをすれば

筋肉が一時的に緩みますが、

やはり弱い筋肉を鍛え

関節や骨格を神経的に安定させることが

何より不可欠です。

 

要は、

・使えていない関節や筋を使う

・その関節や動作に対して多様な動きを与える

事でカラダや関節、筋肉の気づきを高め

骨格のアラインメント(骨配列)

を安定させることが

ジャンプの着地や空中での安定性を

高め、単一の筋肉の過剰使用を緩和し

360度関節・筋肉をバランス良く使う

安定したジャンプや着地につながります。

 

筋肉のケアやストレッチも必要ですが

骨格のバランス、下肢アラインメント

など

 

建物の柱の部分である

骨格のポジションから

見直すことをお勧めします。

 

故障や怪我のリスクを減らすために

ご自分のカラダを見直してみましょう!