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カラダ通信
2023.09.29

プロが解説!ピーマン型のお尻、モモ裏のたるみを招く理由。ストレッチから紐解く。

お尻やモモ裏がたるむ理由は?

AMBER LABの女性のお客様の要望で

多いのは痛みや姿勢不良を伴うボディメイク。

 

医療機関で満足を得られなかった方も多く、

腰痛や首や肩こり、

脊柱管狭窄症、すべり症、ヘルニア、股関節痛など

の疾患を抱えた方からも依頼が多いです。

 

それらの要望と合わせて多い

 

・お尻や太ももの裏のたるみ

・太もも、外モモ付け根の張り

・下腹のたるみ

 

特にお尻とモモ裏は多い。

 

 

なぜ、お尻やモモ裏はたるむのでしょうか?

様々な要因がありますが

今回はストレッチから紐解きます。

 

原因はストレッチかもしれない!?

 

反り腰や上記のswayback姿勢の方など

お尻が垂れて悩まれている方が多い

姿勢になります。

 

これらの姿勢を有する方の多くが

お尻の感覚が鈍麻(鈍くなっており)

他のジムでスクワットなど

行うことで

「太ももばかり太くなってしまった・・・」

とのお声を聞く事が多くあります。

 

その中には、

・太もものハリの為のストレッチ

・股関節拡大のためのお尻、モモ裏のストレッチ

は毎日しっかり行っている。

という方もいらっしゃいます。

 

実は、

そのストレッチがさらなる

姿勢不良、お尻のたるみを招いている

可能性もあります。

 

筋肉に存在する筋紡錘というセンサー

一般的に関節可動域が広い・大きい事で

「柔らかくて素晴らしい!」

と解釈されている印象があります。

 

お尻のストレッチや股関節を大きく動かす為に

毎日ストレッチを継続する方も多いでしょう。

実は過剰なストレッチは

以前もお話しした

筋紡錘(筋の長さや速度を感知)

の感度を低下させることが

指摘されておりストレッチには

少し注意が必要です。

↑臀筋のストレッチ

ストレッチをしすぎた関節は

過剰な柔軟性、過剰な関節可動性を獲得し

先天的な関節弛緩のある関節のように

不安定な関節になってしまうことも

考えられます。

 

同時に

 

関節の安定させる筋力や

安定させる為の神経系の発達

 

が伴っていれば良いですが、

それらを伴う事なく

 

関節可動性が大きい状態(関節弛緩に近い)

になっておられることが多い。

 

その場合

筋肉内の筋紡錘

「カラダの大切なセンサー」

の感度を悪くしたり、働きを悪くする

事につながり、結果

 

お尻の感じられない、使っている感覚がない

うまく使えない

 

事につながりかねません。

 

反り腰やswayback姿勢で

お尻が使えていない、感じれない方

がお尻やモモ裏のストレッチを

過剰なレベルで行うことで

 

さらにお尻やモモ裏の感度を下げる事になり

 

お尻のたるみが改善しない

 

形になりえます。

 

さらなる

トレーニングの効率低下

日常の股関節のパフォーマンス低下、

姿勢不良に

つながりかねません。

 

お尻のたるみ改善と関節の柔軟性を合わせて向上

 

開脚やストレッチが全て悪いわけではなく

お尻やモモ裏のたるみが気になる方

は特に姿勢を考慮しつつ

 

・お尻やモモ裏の感度や感覚を高めるエクササイズ

・その他の感覚器に刺激を入れる

 

エクササイズをストレッチに合わせ併用

することを心がけてください。

皆様のお尻が美しくアップできるよう

日々サポートしてまいります。

 

ぜひお尻のたるみ改善に励んでください!