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カラダ通信
2024.01.22

プロが解説!!姿勢が崩れたままのウェイトトレーニングに注意。

姿勢が崩れたままトレーニングしていませんか?

反り腰や肋骨の開き、猫背、O脚XO脚など

姿勢が崩れたままハードなトレーニング

を行ってきた方々のエピソードをうかがうと、

・腰痛・首痛※

・太もものハリ※

・股関節の痛み※

などトレーニングをする上で、

我慢をしながら、放置しながら

続けている方を多いと感じます。

 

姿勢が崩れたまま、

トレーニングを行うと

上記な症状を引き起こすことにも

繋がりかねません。

 

姿勢が悪いとは?

AMBER LABでは

ダイエットやシェイプアップの

ご依頼とともに、姿勢を整えたい

お客様が多くいらっしゃいます。

もちろん、その中には痛みを抱えた

方も多数いらっしゃいます。

 

そもそも姿勢が悪い状態とは

何を指すのでしょうか?

一般的には

一番左の姿勢が脊柱のS字カーブが理想的と

されていますね。

そこから立位で崩れているパターンとして

・フラットバック(平背)

・反り腰

・スウェイバック

・猫背

・側湾

などなど姿勢のパターンは様々ですが、、、

上記の他にも様々なパターンが混在している

ケースを多々お見受けします。

 

確かに重力に対しての姿勢戦略

がうまくいっておらず、上記の

状態に陥っている方は多い。

ですが全ての姿勢が間違っている

のでしょうか?

 

ヒトは筋肉の強さや弱さ、

だけで姿勢を制御しているわけではありません。

カラダとその他の環境によって

変化すると言われており

動的かつ様々な感覚器の情報を通して

(前庭系、固有受容覚、視覚など)

中枢神経系で制御しています。

 

 

例えばハイヒールを履いた場合の研究で

ヒール高の違いが立位姿勢および歩行時の骨盤角度に及ぼす影響※

では、ヒール靴常用者では裸足の際に

体幹の伸展および骨盤の前傾が強まり,

このことが腰痛をもたらす一因となる

可能性が示唆されています。

※理学療法学Supplement 2014 (0), 1828-, 2015

公益社団法人 日本理学療法士協会

 

これもハイヒールという環境が

もたらす影響でしょう。

ひとときのハイヒールであれば

問題ないかもしれませんが、

頻繁に長時間にわたると

姿勢への影響は大きいでしょう。

↑姿勢とは常に変化するもの、動的なもの

 

 

要は、

姿勢は環境に左右されつつ

常に動的に制御されている為、

どの姿勢が良い悪いという

点も一理ありますが

どの姿勢もできるという

ことが大切です。

(過度な姿勢は除く)

1つの姿勢から抜け出せないのが問題ですね。

 

1つの姿勢から抜け出せないまま

ウェイトトレーニングを進めていくと

より抜け出せなくなり

結果、どこかを痛める

原因となっていることが

多いと感じます。

 

 

運動不足や

デスクワークなどで

長時間、同じ姿勢をし続け

動作の多様性が失われると

偏った姿勢となり、

筋肉の強さに優劣ができ

結果

悪い姿勢となります。

 

なので、様々な関節を

動かしていない方向に

自ら動かしてあげる。

もしくは動かさなければ

ならない環境に身を置く

ことが大切ですね。

 

 

 

安全にウェイトトレーニングを進めるには

ウェイトトレーニングを進める上で

やはりカラダの修正エクササイズが欠かせません。

 

・整体でマッサージ、ストレッチ

・骨盤矯正で姿勢を整える

 

だけでは姿勢は変えられない

ということになります。

 

キッカケにはなる

かもしれませんが、、、。

 

姿勢改善には

 

自ら動く

「 運 動 」

が不可欠です。

 

 

ウェイトトレーニングを

始める際は

まずは自分のカラダの

苦手な動きや

動きの悪い関節を

 

神経的に筋力的に

 

整えてから

進められることをお勧めいたします。

AMBER LABでは

様々なコレクティブエクササイズ※

(個人の状態に合わせカラダを修正するEX)

やピラティス(マシンエクササイズ)を含め

カラダをリセットしたのちに

ウェイトトレーニングに入ります。

 

偏った姿勢から抜け出せず

 

・椎間板ヘルニア

・脊柱管狭窄症

・その他の関節疾患など

 

へ移行していかないよう

日々の生活に自分に合った運動を

取り入れていきましょう!

痛みがあっても

トレーニングが行いたいなど

不安な方はご相談くださいませ。