女性に多い股関節が内旋型のO脚
女性の姿勢のお悩みで多いO脚。
女性は骨盤の幅などもあり、先天的に股関節が内旋しやすいとされています。
・股関節を中心に大腿骨が内側に
・ふくらはぎ(下腿)が曲がっているように見える
・膝の皿(膝蓋骨)が内側に入り両膝に隙間ができる
O脚で脚が太くなってしまう理由とは?
大腿四頭筋を狙ったスクワットなどをせずに、
日々生活しているだけで、太ももの前面などに
張りが出てしまうヒトなどは、普段の動きが
正しい動作パターンとはかけ離れている可能性が
高いです。
そういった方は、
O脚 や XO脚などの下肢アラインメントの崩れ
がみられることが原因かもしれません。
上記のように
下肢アラインメントが
崩れた状態でウェイトトレーニング
を行っている方が多く(特に女性)
下肢の骨格バランスが崩れたまま
太もも前面の過剰に使い過ぎている
筋肉にさらに刺激が加わり、
より太ももの前面が太く、
張りが出てしまうでしょう。
また長期的には、
股関節、膝関節にストレスが加わり
骨の変形(骨棘)、運動時痛など
呈する可能性もあります。
内股O脚だとどうなるかのか?
・太ももの張りが強くなる
・外ももの張りが強くなる
・ふくらはぎが太くなる張る
・お尻の外旋筋群が弱くなりやすい
・歩くだけでさらに歪んでいく、、、
etc
日常生活の中で、
大臀筋(お尻)や内転筋群(内もも)
などが使われにくく、
活動しにくい下肢アラインメントになります。
その為、
・脚が歪みスカートが履きこなせない
・太ももから足首までメリハリがなく
全部太い
・フィギュアスケートのジャンプや着地など
動作時の爆発的な筋力発揮や着地動作での
衝撃吸収能力の低下
など
内股O脚の弊害は大きな悩みとなります。
内股O脚チェックポイント
✔︎ 足部のアラインメント(Leg heel alignment)
踵の倒れ具合、内側縦アーチ、外反母趾、内反小趾などがないか
✔︎ たった時に膝のお皿が内側を向いていないか
✔︎ 脛が湾曲して見えないか?
などチェックしていただき
内股O脚傾向をチェックしてください。
その歪みを放置し日常生活や
スクワットなどのトレーニングを
知らずに行うと、
どんどんその歪みを強化し
抜け出せなくなります。
どうすれば内股O脚を改善できるのか?
様々アプローチがありますが、
エクササイズとして
・股関節外旋筋群のエクササイズ
(内旋・内転など大臀筋の動的制御)
・反り腰を改善するエクササイズ
・足部アーチ改善エクササイズ
・背骨のコントロールを含む呼吸エクササイズ
など合わせて必要です。
期間は3ヶ月〜
運動初心者の方や足のアーチ、
反り腰の程度などによって
目にみえる改善に6ヶ月以上かかるケースもあります。
(スタジオ+自宅でのセルフエクササイズも加味)
まずはご自身の
脚をチェックしていただき
その後の生活に活かしてみてください!
私がトレーナーとして
対応した中で、
脚の歪みを評価せず、
・脚を細くするためのボディメイク
をしているヒト
・フィギュアスケートのトレーニングを頻繁に
行っているヒト
など特に要チェックです!