ゴルフ後に腰や肘が痛む方へ
コロナ禍で、ゴルフ人口が増え
それに応じてゴルフ後のカラダの悩み
を訴える新規のクライアントの方も
多くなりました。
特にAMBER LABの
パフォーマンスアップ目的での
初回のカウンセリングでは
ゴルフ後の腰や肘の痛みの訴えが多い現状です。
![](https://amberlab.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/6ee169b461686270c0dc5d800c475756-1200x582.png)
なぜゴルフ後に腰や肘が痛むのか。
![](https://amberlab.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/360_F_157109291_1NAcq1AAZ1k5hg9E03MJkskGZDLC9Hk1-1-2.jpeg)
個人個人のカラダの現状によって
痛みの原因は異なります。
・胸椎や股関節の可動域が起因
・骨盤、股関節のコントロール不全
・フォーム自体が原因
etc
細かくあげれば、たくさんあります。
具体的には
胸椎の可動域、股関節の可動域が低下
しているケース、
関節可動域を有していても適切な
タイミングで筋肉を発火できない
うまく自分の筋・関節が認識できていない
など
各個人によってうまくゴルフの回旋動作
を制御できず、ゴルフ後に
腰や肘に負担が顕在化するケースが少なくありません。
腰は捻ることは出来ない関節
腰の関節とは
腰の関節は
脊柱(背骨)の腰椎という部分になります。
一般的に回旋系のスポーツ指導や
フィットネス現場でも多く
見聞きする文言
「腰を捻る、腰を回す」
という言葉を多く聞きます。
医療分野や解剖学的な知見を有している方は
しっくりこない言葉であると感じる人もいるでしょう。
![](https://amberlab.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/89276c345cf61b0bcf68d20786e0f59f-1200x1104.png)
腰椎は関節面が縦になっており、前後(屈曲伸展)
は得意ですが、回旋は苦手です。
動作や関節毎にある程度の役割がある
ジョイントバイジョイントアプローチ
と言われる理論では
体幹において腰椎が安定性を
担いつつ、胸椎が大きく可動することで
動作を構築するケースがあります。
⇩Joint by Joint approach
![](https://amberlab.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/f0c14ef48b862b4a8faee6743a2e566a-1-957x1200.png)
胸椎、股関節などの回旋可動域が低下し
腰椎の安定性が低下している場合
腰への負担が増加し腰を痛める、
または回旋できないことにより
手打ちがエスカレートし肘に負担
がかかるケースもあるでしょう。
関節可動域を取り戻し、正しくコントロールすることが不可欠
ゴルフ後の腰痛や肘痛を
減らす上でのポイントは
1 胸椎の可動域改善(屈伸、回旋)
![](https://amberlab.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/3cebb045da2d3de068daccb260beb9d5-1.png)
胸椎の可動域改善エクササイズ
・ソラシックローテーション
・キャットアンドキャメル
・ベリーリフト
・パイクアップなど
2 脊柱や骨盤・股関節のコントロールを適切に
・ピラティスのロールアップ
(脊柱、骨盤、股関節のコントロール改善)
・股関節のTローテーション
・ローテーショナルスクワット
など
上記はエクササイズの1例ですが
姿勢の状況やカラダの緊張具合、
関節をうまくコントロールできているか?
筋・関節を認識できているか?
評価しつつ
固有の筋肉を鍛えるだけではなく
動作を鍛える、制御するコトを大切に
エクササイズを採用していきたいですね。
適切に体幹や脊柱、股関節が働くことで
腰や肘の負担は減らしていくことが
可能です。
ぜひゴルフ後に
腰や肘の痛い方は
パーソナルトレーニングや
パーソナルピラティスで
ご自身の現状を分析したのち
カラダの認識やコントロール向上を
目指してみてください!!